case事業事例
2021/09/24歴史息づく街で、新たな歴史を紡ぐ和風デザイン。(谷中)
樹木葬永代供養墓の企画開発(谷中)
無縁墓地となって困っている方、身寄りのない方、継承者問題に悩む方など様々な課題を受け止めることができる供養の場を創りたいと思いました。
伝統を継承しながらも現代のニーズに応えられるように、檀家様だけでなく新しい形でお寺とご縁を繋ぐきっかけとしたい。という要
望を受け、伝統と歴史を意識して開発を進めました。
谷中という伝統のある場所で新たなチャレンジ。禅寺としての歴史を紡ぐ。
社会的ニーズに応えて、新たなご縁を繋ぐ。
「禅寺」と「歴史・伝統」を意識して、モダンな和風デザインに仕上げました。
躯体に使用した「小端積み」という石積みの技法により、見るたびに表情を変える樹木葬に仕上がりました。使用した植栽も「和」を意識して、季節ごとに違った雰囲気を醸す仕上がりにしました。天然竹を用いた建仁寺垣は時の流れに沿って風合いを変えていきます。
禅寺と永代供養・樹木墓地という新たな供養のカタチのバランスを追求し、檀家様だけでなく、広くご縁を結べる選択肢を用意しました。樹木墓地と併せて本堂内にも御廟を設け、屋内墓地としても選択肢を準備して、様々なニーズに応えることのできる墓苑が完成しました。
これまでの伝統を引き継ぎ、新たな歴史を紡いでいく樹木墓地ができました。