case事業事例

2021/09/24灯籠をモチーフにした和モダン調のデザイン。(世田谷)

樹木葬永代供養墓の企画開発(世田谷)

樹木葬墓地 世田谷(外部サイトへ移動します)

施工費用1,800万円

当樹木葬墓地に先立って販売を行ってきた合葬式の樹木葬は、世田谷の樹木葬の草分けとして大きな反響があった。
 
バリエーションを増やすことで、宗派にこだわらず広く仏教を信奉する人たちの終の住処として提供することのできる墓苑を造成したい。
 
田舎からの改葬などの社会的ニーズへ対応できるようなお寺にしたい。という要望を受けた。
 

武蔵野の豊かな森を再現した空間で、四季折々さまざまな草木に囲われ、うるおいある気持ちの良い墓苑。

「自然を感じてもらいたい」という思いで、境内地に武蔵野の豊かな自然を復興し、石畳には京都・桂離宮で用いられる「あられこぼし」と呼ばれる伝統的な技法を使用した。
 
ひとつひとつ丁寧に敷き並べられた繊細で美しいアプローチが風格を高め、武蔵野の四季折々で表情を変える草花に囲われた「凛として「粋」な墓苑を造成した。生きた証を刻む棹石は、灯籠をモチーフにし、緑が息づく情景と一体となって「時の流れ」を表現。
 
従来の樹木葬とは一線を画し、お寺の風格を底上げする洗練されたデザインに仕上がった。地域の特性を捉えながら、「今を生きる人の支えになるお寺」として墓苑のリノベーションに一役買う結果となった。
 

 

灯籠をモチーフに時間を映す墓石

樹木葬墓地本来の「自然に還る」という在り方を実現するために、境内に再現された武蔵野の森。
 
その中には、樹木葬と謳いながらも、故人が生きた証を刻む墓石を設けた。
 

従来の樹木葬とも一般墓地とも一線を画す、灯籠をモチーフにデザインされた墓石は、太陽の光を受け、足元に陰影を落とし、時の流れを映し出す。
 
日没後には、墓石と笠材の間にひかりを灯すことができ、また違った表情を見ることができる。
足元にあしらわれた「あられこぼし」が時の経過とともに風合いを増し、墓苑全体で「時の流れ」を映し出す。

 

美しき緑の小径に連なる粋な墓石

伝統的な機能はそのまま、職人の手で一つ一つ仕上げられたデザイン墓は、心に寄り添えるよう情緒まで考えながら創られ「時の流れ」を映し出す。
 
棹石を守る笠材の錆鉄は訪れるたびにその表情を変え、黒みの強い棹石は細やかな陰影の中に太陽の動きを魅せる。
繊細に折り込まれた花立は、光に煌めく仕上げで大切な供花を包み込む。