case事業事例

2021/09/24英国風庭園をイメージした温かなデザイン。(麻布 称名寺)

樹木葬永代供養墓の企画開発(麻布 称名寺)


樹木葬墓地(称名寺)(外部サイトへ移動します)

空き区画の新たな分譲がなく、墓じまいや改葬が増加したことで余剰ちが飛び飛びで散見されるようになりました。
 

結果的に墓地全体の景観が悪くなってしまい、新規の門徒の募集にも悪影響を及ぼし始めており、今後の寺院経営に大きな課題を残していました。

 
飛び地を集約して、活用可能なスペースを創出し、分譲見込みのある形で再活用できないかとの相談がありました。
 

空き墓地の区画整理から既存墓地の移設まで。
樹木葬開発とともに、檀家様にも喜ばれる、バリアフリー仕様に変更。

全体として、既存の檀家様にもメリットの出るように工夫しました。
 
墓域に入るためには必ず段差を登る必要があったところにスロープを設置してバリアフリー仕様に変更しました。屈まないと水が組めない小さな水道が一つあるだけだった水場も、腰高に改修しました。お参りの際に休憩しながら、樹木葬の緑を楽しむことができるベンチも設置しました。

 

全てを弊社で一限受注することで、収骨容器なども自社設計し、自由度の高い提案・施工を実現しました。都心型墓地の特徴である「圧迫感」を軽減した開放的なデザインを採用しました。既存の無縁墓から新たな永代供養墓に作り替えたことで、檀家様にも「このお寺で最後まで供養してもらえる」という“安心”を提供することができました。
 
移設交渉も弊社で請け負うことができます。

 

墓地の新規分譲も低迷し、墓じまいや改葬によって歯抜けになった墓地区画を一箇所に集約することで、活用可能な敷地を創出できます。

 

無縁墓・空き墓地移設で空間を創出


 

墓じまいが増え、新規の分譲が進まない中で空き区画が増え、墓所の景観を損なっていました。空いた区画を一箇所に集約して約150㎡の活用可能スペースを創出しました。
 
管理費が滞り連絡の取れない檀家様との交渉や、後継者不在に悩む檀家様からのヒアリングを行いました。また、既存墓地で移設にかかる対象者の希望条件を可能な限り応えられるように移設案をご提案しました。弊社が間に入ることでお寺との衝突を軽減し、皆様が快く墓地のリノベーションにご協力いただきました。
 
創出した空間は、既存墓地との整合性を図りながらユーザーニーズにマッチするように設計し、将来の在り方まで見据えた土地の活用方法をご提案しました。

 

檀家様にもメリットの出る工夫


 

単に樹木葬を開発するだけでは檀家様へのメリットが少ない為、理解を得るためにも心地よくお参りするためのランドスケー
プ設計を行いました。
 
墓所に入るのに必ず段差を登る必要があったが、スロープの設置でバリアフリー仕様に変更し、使い勝手の悪かった水場は花や香立てが洗いやすように腰高の水場に改修・増設を行いました。
 
お参りの際に樹木墓地の緑を楽しみながら休憩できるスペースも設置しました。